2024年5月 5日(日) 02:16 JST

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41.第2回きずなをむすぶワークショップ
みなさんこんにちは、PDS事務局の川本です。 新緑が眩しい箕面の山々を背景にしたまちなかジーヴォ箕面粟生新家で16日の土曜日、「第2回きずなをむすぶワークショップ」が開かれました。 第2回のテーマは「おふろ」。お風呂にちなんだ日本の伝統文化を学び、現代の暮らしに潤いを。家庭でもできるちょっとした工夫を学ぼうというものです。 そこで今回は和室をメインルームに選びました。まずはネームカードカードに塗り絵をして自己紹介からスタートです。     今回は、幼稚園の年少さんから小学校4年生までの合わせて10名が参加してくれました。「みんなちょっと緊張気味かな〜」     「それじゃぁおふろに行ってみよう!」浴室からは「しょうぶ」の甘く薬草っぽい香りが漂います。5月の「菖蒲湯」は端午の節句で“勝負”にちなんだ縁起もの。     「みんな、季節湯ってわかったかな? 床の間に活けてある《花菖蒲》と《しょうぶ》は違う種類なんだよ!」     続いて行われた「ハーブ探検隊」は、ラベンダー、アップルミント、月桂樹など、瓶に入った5種類のハーブの香りから同じ香りの葉を当てるゲームです。     ボランティアの方々が一階と二階の5つの部屋に分かれてこどもたちを迎えます。家中を巡り、何度も何度も確かめるように匂いを嗅いで、みんな夢中で遊んでくれました。     最後はバスボム(入浴剤)づくり。「姉さんかぶり」「子守りかぶり」「ぬすっとかぶり」手ぬぐい被って気合いを入れよう!「おや、ギャングかぶり?」     バスボムは、重曹にクエン酸、塩、グリセリン、食紅とアロマオイルを混ぜて固めます。お風呂に入れたときにシュワシュワと泡立つのは重曹の効果です。     香りは5種類。ローズ、サンダルウッド、カモミール、ペパーミント、ラベンダー、みんな思い思いのバスボムを自分でこしらえて自慢げです。 最後に玄関の階段で記念撮影したところ、思いがけず「こどもOS」のシャッターチャンスがありました。こどもはこういうところで遊びたいものです。     参加していただいた皆さん、地域ボランティアの高山さん、柴崎さん、野崎さん、a〜yuの坂元さん、市民活動フォーラムみのおの須貝さん。どうもありがとうございました。 来月も報告します。お楽しみに! [tag:きずなをむすぶワープショップ おふろ 菖蒲湯 ハーブ バスボム 市民活動フォーラムみのお]
42.キッズデザイン賞フューチャーアクション賞
先般の授賞式で、キッズデザイン協議会からいただきました、第4回キッズデザイン賞フューチャーアクション賞(経済産業大臣賞)の賞状です。   下に金色の帯が入り、経済産業大臣の印も朱肉で押され、印刷ではありません。 大変ありがたい賞をいただいたという実感と、中途半端には終われないなというプレッシャーを感じる今日この頃です。   今年は、小冊子づくりに向けて、引き続き頑張る所存です。 皆さんご支援よろしくお願いします。 大阪府産業デザインセンター 川本
43.天に落ちる その1
著 者:シェル・シルヴァスタイン 訳 者:倉橋由美子 ISBN:4-06-208537-2 発行所: 講談社 発行日:2001年10月31日 歩道を歩く よりの抜粋   歩道を歩く   ひびわれを踏むと   母親の背骨が折れるそうだ   でもそんなこと迷信だ ハハハ   おっと いけね ごめんよ ママ  (P43)   「ひびわれを踏むと、母親の背骨が折れる」というルールは、ちょっとシュールだけど、この作者が決めたルールです。 その時々でどんなルールにするかは、こども自身が決めること。 要は“自分の決めたルールを自分で守りたいと感じるかどうか”なんですね。       [tag:あそびのルール mineるーる こどもOS]
44.子どもたちの建築デザインー学校・病院・まちづくりー(その3)
著 者: 鈴木 賢一 ISBN:4-540-06245-X 発行所: 農山漁村文化協会 発行日:2006年07月  2章 子どもと学びの環境—欧米の学校建築に学ぶ— 子どもを誘う教室の床  行動と環境の関係 よりの抜粋 建築や都市を語る視点はいくつもありますが、最も重要な視点の一つは、人間の行動と環境との関係です。物理的環境のあり方は、意識するとしないにかかわらず人の心理や行動に驚くほど影響を与えています。最近、従来の都市計画学に加えて、環境心理学あるいは環境行動学といわれる研究領域の活動が盛んです。人間の心理や行動と環境との関係を本質的に明らかにしようという動きです。   ギブソン(J.J.Gibson)は環境と知覚とが切っても切れない関係にあることを、アフォーダンス(affordance)という概念で説明しようとしました。人によって発見される環境の資質や情報(行為の可能性)に着目し、afford(提供する)という動詞を用いてつくられた新たな言葉です。   抽象度の高い概念ですので、すぐには理解し難いのですが、人が人工環境を行き交う都市に目を転ずると、そこには行動と環境の関係を説明するための絶好の材料がそろっています。(P107)     こどもOS研究会でもこども目線・こどもゴコロの読み解き方の核となる「アフォーダンス」の概念ですが、一般的にデザインではなく、認知心理学や認知科学の分野で語られています。 「主体(人間)の側ではなく、客体(環境)の側にこそ行為の可能性が潜在的に存在していて、人間はそれを状況に応じて読み取っているのだ」というギブソンの主張は、人間が環境から価値を見出しているとする人間中心主義の立場からは想像しにくいものです。 しかし、しばしば私たちがこどもの行動を読めないというのは、環境に対するこども目線のアフォーダンスが存在しているからではないでしょうか。 それは、こどもの「ごっこ遊び」や「いたずら」、「ファンタジー」という条件に符合するアフォーダンスであり、おとなの常識や価値として見過ごしている可能性が大きいのです。     [tag:こどもOS アフォーダンス]
45.プレイフル・デザイン・カードを使ったデザイン発想・ファシリテータ入門ワークショップ
キッズデザイン協議会「こどもOS研究会」では、長年取り組んできた成果をもとに「プレイフル・デザイン・カード」を使ったデザイン発想を広げるワークショップを開催しました。 今回はデザインの開発現場において、カードを使ったデザイン発想法のファシリテーションができる基本的なスキルを習得することを目指した内容としました。 会場は、富士通デザイン株式会社がこれまでに培ったデザイン開発やICTを使ったサービスデザインなどのノウハウを活用し、ビジョン策定からその具体化までを一貫して体験・研究開発することを目的として、昨年9月に六本木一丁目・アークヒルズサウスタワーに開設されたオープン・イノベーションのため の”場”「HAB-YU platform」をお借りしました。 黒基調で統一された壁面や適度な照度のペンダント照明は、ワークショップを行うときの意識を途切れさせず、しかも、リラックスできる雰囲気を作り出すことに成功しています。 また、直接マーカーで書き込め、プレゼンテーションのときには、取り外して壁に立てかけることもできるテーブルの天板や、椅子にも、ちょっとした物置台にもなる木製ブロック、ワークショップツールがコンパクトにまとめられたワゴンなど、要所要所にワークショップを行う上での工夫がみられる構造になっています。 こどもOSのワークショップは、「発想とは?」という根本的な問いからスタートし、アイスブレイクなどもはさみながら、徐々に「こどもOSの理論」とそれに裏付けられた「情緒的な発想法の仕組み」がわかるような内容構成としました。 今後も、こどもOSの考え方を伝える、このようなワークショップを実施して行きたいと思います。   【日 時】 3月20日(金)14:00~17:00 【会 場】 HAB-YU platform(ハブ・ユー・プラットフォーム)東京都港区六本木一丁目4-5 アークヒルズサウスタワー3F 【主 催】 キッズデザイン協議会 【講 師】 大阪府産業デザインセンター 主任研究員 川本誓文(キッズデザイン協議会 こどもOS研究会リーダー) 【対 象】 会員およびキッズデザイン賞受賞企業を主にデザイン、商品企画部門の方、デザインを学ぶ学生など 【定 員】 30名(先着順) 【参加費】 5,000円(キッズデザイン協議会会員は無料)※参加費には、こどもOSの冊子およびプレイフル・デザイン・カード料金を含む。   【内 容】 こどもOS研究会の紹介 論理的発想法と情緒的発想法 アイスブレイク アイデア・デザイン発想法の仕組み 「こどもOS」とは何か? 「こどもOSランゲージ」ができるまで 「プレイフル・デザイン・カード」を使った発想プロセス ワークショップでの発想演習 グループ発表とまとめ 質疑応答・ディスカッション
46.ムーミンパパの「手帖」トーベ・ヤンソンとムーミンの世界(その3)
著 者: 東 宏治 ISBN:4-7917-6312-2 発行所: 青土社 発行日:2006年12月30日  7 おばあさんの教育論 よりの抜粋 「ソフィアが新しい反抗期を経験したその夏は、雨が多くて寒く、戸外は不愉快で、とてもいやな夏だった。それでソフィアは、よく屋根裏に孤独を求め、ダンボール箱の中に入って、ナイトガウンを見つめながら、肝のつぶれるようなすごい言葉で話しかけたが、ガウンが言い返すはずはなかった。ときにはソフィアはおばあさんとトランプをした。二人とも同じように無遠慮にやっつけ合い、二人のトランプの夕べは毎回けんかで終わった。前にはそんなことは決してなかったのだ。おばあさんはソフィアを理解するため、自分の反抗期を思い出してみたが、たった一つ思い出せたのは、自分が並はずれていい子だったことだ。賢いおばあさんは、反抗期が八十五歳という年齢までものびることがあるかもしれないと思い、なおも自分自身を監視しようと決心した。『ソフィアの夏』167/168ページ) ここでおばあさんは、孫を理解するために、まず「自分の反抗期を思い出してみた」とあるけれど、このように、年齢が寄っても自分が小さかった頃の気持ちを思い出そうとする大人は少ないが、これこそ実は親や教育者たちに求められていることなのではないか。ぼくが前に、このおばあさんが生まれついての教育者のように見えると言ったのは、こういう彼女の姿を思い浮かべてのことだ。それにしても、八十五歳になっても、なお自分の体験しなかったことが今後訪れるかもしれないと考えるところに、彼女の自由な精神の真面目が表れているではないか。(P77)   ここで語られているソフィアのこども性を、おばあさんが自分のこども時代を思い出して理解しようとする態度は、そのまま「プレイフル・デザイン・スタジオ」で試みようとしている方法に他なりません。 つまり、こども時代やこどもの振る舞いに対する想いや記憶を、おとなである私たちが呼び覚まし、「おとなの中のこども性」として肯定することで自分たちをそういうモードに置き、その状態を維持しつつこどもを観察することでこどもから学び、「こどもOS」を発見していこうとするアプローチなのです。 私たちが思い浮かべているアプローチが、ずっと以前にヤンソンによって語られていたということに自信 を深めてもいいような気がしています。   [tag:おとなの中のこども性 こどもOS]
47.ハコプロ
マイドームおおさかで開かれているギフトショーで見つけたピンバッジ。 かいらしいので思わず2つも買ってしまいました! 出展していたのは「ハコプロ」という障がいのある人たちの福祉施設を支援するデザイナーやフリーライター、大学講師など異業種の集団です。 代表の山下さんに聞くと、全国の福祉施設で作られた授産製品の中から、作り手の個性の見える、思わず「ふしぎ?かわいい!!」雑貨やアート作品を集めて売るための手助けをしているとのこと。 自分たちの人件費を度外視してでも参加している理由は、「自分たちがその魅力に引き込まれたから」 確かに3、4歳のこどもでなければ描けないイラストでありながら、そのモチーフや完成度の高さを見ると、「ふしぎかわいい」という表現がピッタリですね。
48.ムーミンパパの「手帖」トーベ・ヤンソンとムーミンの世界(その2)
著 者: 東 宏治 ISBN:4-7917-6312-2 発行所: 青土社 発行日:2006年12月30日  21 ヤンソンの方法 3 よりの抜粋 「《これはレタスだね。》と弟は言いました。《 その調子でいくと、お前はたちまち大人になるな。パパやママみたいになって、さぞ世間の役に立つことだろう。そうなったら、お前はただありきたりのことしか見たり聞いたりしないんだ。言っとくけど、そりゃ何にも見もせず、聞きもしないってことだぞ。そうなったらもうお終いだな。》こうホムサは言いました。(『ムーミン谷の仲間たち』33/37ページ) 「美しいもの」を(あるいはもっと広く言えば描くべき対象を、ここではレタスの畑を)最も簡単に言葉にし形式化して、結局形骸化してしまうのは、レタスをレタスと命名してしまうことだろう。それは書くべき対象のもつ名前の、ほんの一つにすぎないのである。もしその「美しいもの」を「レタスの畑」と言わずに黙ったまま記憶のなかにとどめ、何度も思い浮かべてみるうちに、かりに別な光に照らされたような気がして、マングローブの林のように見えてきてそう表現するなら。このメタファーはその「美しいもの」の別の名前を言うとともに、単にレタスと呼ぶ以上の奥行を、この美しいものに与えたことになるのである。(P212)   トーベ・ヤンソンは、分かりきった単純なものの代名詞として「レタス」を引き合いに出し、レタスの畑を見てレタスだと言う、すでにいっぱしの大人のような現実認識を持つ弟に対して兄のホムサを使って咎めさせます。 「これはレタスだ」と声に出して言うことで、そう言ったことばが巡って自分のなかで記憶される。こどもがことばを獲得して行くプロセスはその繰り返しであり、モノとことばが一対一で対応づけられることで形式化していく・・・。 その反面、こどもたちの見立て遊びやファンタジー、こどもOSが次第に失われていくということにクリエイターとして警鐘を鳴らしているのでしょう。   [tag:レタス こどもOS トーベヤンソン]
49.「プレイフル・デザイン・スタジオ」が第2回キッズデザイン賞を受賞!
大阪府(大阪府産業デザインセンター)が進める「こどもOS(=こども目線・こどもゴコロ)」による創造的デザイン活動、『「プレイフル・デザイン・スタジオ」こどもが笑う! こどもと笑う! 「こどもOS」による新しいモノづくり発想法』が、第2回キッズデザイン賞、コミュニケーションデザイン部門に選ばれました。   「キッズデザイン賞」は、キッズデザイン協議会(内閣府認証NPO、本部:東京都文京区、会長:和田勇)が、子どもにとって安全・安心で、健やかな成長発達に役立つ、製品、コンテンツ、活動、リサーチなどを顕彰する制度で、「第2回キッズデザイン賞」では受賞作品149 件が選定されました。 今回の「キッズデザイン賞」受賞作品について、審査委員長の赤池学氏は、 『今年度は、応募点数自体はやや減ったものの、応募企業・団体数は逆に増加し、キッズデザインに問題意識を持つ業界の拡がりを感じることのできる審査となった。そして、応募作品全体を通しての質の向上も如実に感じられ、なかでも昨年度はその数が少なかった、少子化に資するキッズデザイン提案が数多く見受けられたこともうれしい手応えである。 また、子ども向けを謳っていながら大人でも欲しくなるデザインの提案や、大人仕様でありながら「子ども目線」をきちんと製品設計の中に組み込んである提案も増加するなど、キッズデザインが、サスティナブルデザインやユニバーサルデザインの根幹である事実を、審査委員一同、改めて確信することができた審査会であった。』 と述べておられます。 なお、同賞では8月4日(月)には最終審査を行い、キッズデザイン大賞(経済産業大臣賞)、金賞(経済産業大臣賞)、部門賞(キッズデザイン協議会会長賞)が決まります。 また、受賞作品(一部を除く143件)は、『キッズデザイン博2008』にて、8月5日(火)~8月10日(日)の6日間、TEPIAプラザ(機械産業記念館・港区北青山)にて一般公開されます。 [tag:キッズデザイン賞]
50.まいどおおきに!関西弁100人展 2
関西にゆかりのあるデザイナーやイラストレーターが思い思いの「関西弁」を作品で表現した、「まいどおおきに!関西弁100人展 2」が南堀江のGallery Hokkで10月31日まで開催されています。 関西弁というテーマにつられて行ってみたところ、日頃馴染み深いことばをテーマにしたウィットに富んだ作品が共通の額縁に入って並べられていました。 様々な関西弁に、イラストレーターや作家の方々がどういう解釈で絵をつけるのか?というコンセプトは、第2回のPDSワークショップにも流れているテーマであり、デザイン発想の共通性を感じてしまいます。 ご好意に甘えて、ワークショップのチラシを置かせていただきました。京田クリエーションの たかい よしかず様 ありがとうございました。       [tag:関西弁]