2024年5月30日(木) 19:20 JST

子どもの行動特性に関する研究 ~子どもの不慮の事故を防ぐために~

子どもの行動特性に関する研究 ~子どもの不慮の事故を防ぐために~

キッズデザイン協議会「こどもOS研究会」の「子どもの行動特性に関する研究 ~子どもの不慮の事故を防ぐために~」の調査研究結果がまとまりましたので報告いたします。

本研究は子どもの事故と「こども OS ランゲージ」との関連性を分析し、事故の傾向と行動の特徴をまとめたものです。 報告書は下記サイトからダウンロードが可能です。

キッズデザイン・ラボ Vol.18 子どもの行動特性に関する研究 ~子どもの不慮の事故を防ぐために~
https://kidsdesign.jp/library/labo/4509

子育て中の保護者の皆様には、子どもの事故を未然に防ぐための参考知識としてご活用ください。

2023年度日本建築学会大会[近畿]にてこどもOSの調査研究を発表

2023年度日本建築学会大会[近畿]にてこどもOSの調査研究を発表

キッズデザイン協議会が提供する「キッズデザインデータベース」から、子どもの事故の傾向とこどもOSとの関連性について調査研究を行い、その成果を「2023年度日本建築学会大会[近畿]」にて発表しました。

※「キッズデザインデータベース」は、医療現場からの子どもの傷害事故データ33,451件を蓄積(収集期間:2006年11月〜2015年12月)。キッズデザイン協議会の正会員企業と準会員企業のみ閲覧可能。

研究の目的
子育て世代、保護者等への子どものハザード(不慮の事故)についての注意喚起及び類似事故や重篤事故の低減に貢献するため、子どもの事故の傾向と事故の直前行動(こどもOSを含む)の関連性について調査分析と考察を行いました。


5653 子どもの遊び行為に見られる共通性について ~子どもの行動特性に関する研究 その1~
著者名:川本 誓文 / 中村 孝之 / 河崎 由美子 / 北中 英紀

5654 事故情報データベースによる子どもの事故傾向の分析 ~子どもの行動特性に関する研究 その2~
著者名:香山 恒 / 川本 誓文 / 喜多 裕美 / 谷口 彰

5655 こどもOSランゲージからみた子どもの事故事例の分析と対策案 ~子どもの行動特性に関する研究 その3~
著者名:喜多 裕美 / 香山 恒 / 中村 孝之 / 河﨑 由美子

※なお、梗概は大会終了後1年経過したものから閲覧可能です。

キッズデザインSDGsアイデアソン2023開催のご報告

キッズデザインSDGsアイデアソン2023開催のご報告

今年で4回目となる、キッズデザイン協議会主催の「キッズデザインSDGsアイデアソン」について、初日に開催される「アイデア発想法ワークショップ」のファシリテーターを務めさせていただきました。(参加31名:大学生26名・高校生5名)

この催しは、大学生・大学院生・高校生がキッズデザインの視点をワークショップなどで学び、「子どもたちの幸せや安全・安心な社会」をつくるための商品・サービスのアイデアを直接企業に提案する機会を創出するものです。

全体プログラムでは、参加企業の課題「未来の育ちのデザイン」「10年後に人々が求める家」「小さな村での豊かな学び」をテーマに、SDGsの観点も含め、5日間でアイデアをまとめあげます。

「こどもOS研究会」では毎回初日に、企業の課題に対して固定観念や既成概念に囚われることのない自由な発想を身につけていただくことを目的に、子どもの感性”に着想を得たアイデア発想法「こどもOSランゲージ」のワークショップを行っています。

今回は、参加企業の課題と被ることのないテーマを「子どもと夏休み」とし、こどもOSのカードを触媒とする連想発想法をオンラインで実施しました。

参加企業の複数の担当者からは、「短期間で学生がここまでアイデアを出せるのに驚きがあった」などの目に見える手応えを得てアイデアソンは好評のうちに終了しました。

詳細内容はこちら
https://kidsdesign.jp/report/20230831

「キッズデザインミーテング研究開発部会」活動発表レポート

「キッズデザインミーテング研究開発部会」活動発表レポート

キッズデザイン協議会による「キッズデザインミーテング研究開発部会」活動報告が6月7日に東京で開催されました。

調査研究事業では「キッズデザインからうまれるオープンイノベーション」と題し、現在活動している4つの研究会・プロジェクトについて、それぞれの推進リーダーより活動概要、2023年度の活動計画・予定の紹介が報告されました。

こどもOS研究会からは、リーダーの川本(公益財団法人大阪産業局)が、「プレイフル・デザイン・カード」を使ったアイデア発想法と安全・安心なモノづくりのためのハザードチェック方法について紹介を行いました。

ゲストスピーカーとしてお招きした法政大学大学院教授である米倉誠一郎先生からは、身に余る評価をいただきました。

米倉氏コメント

「子どもの行動特性を、遊びを通じて「データ化」「見える化」する。これを通じて企業だけでなく、子育て中の親が学び、子どもたちの遊びをコントロールすることができる。とても興味深い事例であり、とても大切な取組みだと実感した。」

詳細内容はこちら
https://kidsdesign.jp/report/20230710

キッズデザインSDGsアイデアソン2022開催のご報告

キッズデザインSDGsアイデアソン

今年で3回目となる、キッズデザイン協議会主催の「キッズデザインSDGsアイデアソン」について、初日に開催される「アイデア発想法ワークショップ」のファシリテーターを務めさせていただきました。(参加:大学生5名)

この催しは、大学生・大学院生・高校生がキッズデザインの視点をワークショップなどで学び、「子どもたちの幸せや安全・安心な社会」をつくるための商品・サービスのアイデアを直接企業に提案する機会を創出するものです。

全体プログラムでは、参加企業の課題「未来のインテリア」をテーマに、SDGsの観点も含め、5日間でアイデアをまとめあげます。

「こどもOS研究会」では毎回初日に、企業の課題に対して固定観念や既成概念に囚われることのない自由な発想を身につけていただくことを目的に、子どもの感性”に着想を得たアイデア発想法「こどもOSランゲージ」のワークショップを行っています。

今回は、コロナ禍での子どもの居場所と過ごし方が問題となっているため、「子どものサードプレイス」をテーマとし、こどもOSのカードを触媒とする連想発想法をオンラインで実施しました。

詳細内容はこちら
https://kidsdesign.jp/report/20221117-2

大切なのは、大人が子ども目線に戻ること(後編)

大切なのは、大人が子ども目線に戻ること(後編)

キッズデザイン協議会から、こどもOS研究会の研究活動について取材を受けました。
「こどもOSランゲージ」が生み出されている経緯が綴られていますので、ぜひご覧ください!

後編内容

机上の空論ではなく、子どもに向き合って行動観察

  • パタン・ランゲージの手法で「こどもOSランゲージ」を作るとき、どんな方法を使いましたか?

論理的な発想にはない新しい発想を生み出すには

  • 子どもに特化しているのはなぜですか?
  • 最近は「こどもOS」を使ってどんな活動をしていますか?

子ども時代に遊ぶことの大切さ

  • 遊びの価値はどんな点にありますか?

子どもに関わる方々にメッセージをお願いします。

詳細はこちら
https://kidsdesignmagazine.jp/column/010

大切なのは、大人が子ども目線に戻ること(前編)

大切なのは、大人が子ども目線に戻ること(前編)キッズデザイン協議会から、こどもOS研究会の研究活動について取材を受けました。
「こどもOSランゲージ」が生み出されている経緯が綴られていますので、ぜひご覧ください!

前編内容

こどもOSとは

  • こどもOSランゲージとは何ですか?
  • 調査研究を始めたきっかけを教えてください。

『プレイフル・シンキング』上田信行さんとの出会い

  • 上田先生はどんな方ですか?
  • 検討会はどんなことを大切にして進めていきましたか?

ドキドキワクワクするような状況を

  • 検討会から「こどもOSランゲージ」がどのように生まれていったのでしょうか?

詳細はこちら
https://kidsdesignmagazine.jp/column/009

2021キッズデザインアカデミーアイデアソン・オンラインワークショップ開催報告

皆さんこんにちは! こどもOS研究会のリーダー、大阪府産業デザインセンターの川本です。

去る8月24日(火)、キッズデザイン協議会主催(運営:特定非営利活動法人Deep People)の「キッズデザインアカデミーアイデアソン」がオンラインで開催され、こどもOS発想法を使ったワークショップを行いました。

キッズデザインアカデミーアイデアソン

昨年に引き続き、今回も熱心な大学生や大学院生たち20名に参加していただき、「未来のくらし」や「未来のあそび」というテーマでグループ発想を行いました。
zoomやmiroを使ったオンラインワークショップは昨年経験済みですので、私も少しリラックスしてWSに臨むことができました。

キッズデザインアカデミーアイデアソン

今回は、「こどもOS」とは何か?を理解していただくことをテーマに、誰もが持っている子ども時代の記憶から共通の価値観や信念を利用して発想につなげる方法を最初に説明して、組み立てて行きました。

ワークショップはわずか3時間でしたが、各グループがこどもOSを使った連想発想法にスムーズに入っていけたと思います。

子どものハザード予測手法

ワークショップの終了後に、こどもOSのもう一つの特徴である、子どものハザード予測手法についても解説しました。


アンケート結果:参加者20名

受講して「よかった:85%」、 「ふつう:15%」
こどもOSは「すぐに役立つ:45%」、「将来役立つ:55%」
ワークショップの時間は「適当:70%」、「短い:30%」

・こんなに考えたことがなかったので、最初はどのようにしたらいいのかが分からなかったです。しかし、アイデアをたくさん出していくうちに面白そうなアイデアが出てきて楽しかったです。

・子どもの目線になって物事を考えていくのが面白かったです。

・カードから話を広げる方法が楽しく難しかったです。

・とても為になりました。子供についての理解の難しさを知ることができました。

・子どもの心理とそれに対する危険が表裏一体になっているこどもOSランゲージカードはとても良いなと持った。新しい学びの連続で楽しかった。また、友達に子どもがいる子がいるのでこどもOSは役に立つなと思った。

・子どもの視点に立った発想をするのはとても楽しかったし、自分も経験があることを含めたアイデア発想は非常に楽しかった。子どもの視点に立つことで考えられたり、理解できることが多かったので充実させることが出来た。

・ハザードチェックなどの安全性を担保する段階は視点として持っていると実現可能に近づくのではないかと思いました。

・グループで意見を出し合う時間が短いと感じました。

キッズデザインアカデミーアイデアソン


いつも思うことですが、こどもOS発想法を体験された方から、「楽しい」「面白い」「役に立つ」という率直な感想をいただくと、私もこの発想法に対して、さらに自信を深めていくことができます。

皆さん、ありがとうございました!

子どもの思考や行動に基づくアイデア発想法の紹介

大阪府産業デザインセンターは、2008年よりキッズデザイン協議会に自治体会員として参加し、協議会の活動である研究開発部会に「こどもOS研究会」を立ち上げ、リーダーを務めています。

こどもOS研究会メンバー【大阪府・積水ハウス・ジャクエツ・コクヨ ・NPO法人GIS総合研究所】2021.1月時点

主な活動として企業の製品開発に寄与するアイデア発想法の構築を行い、産業界への普及を行って参りました。

この度、私たちが開発した「こどもOS発想法」をご紹介するとともに、そもそも発想法とは何か?という観点に立ち、計4回に渡ってアイデア発想法を考察します。


【内 容】 こどもOS発想法「こどもの行動特性に学ぶアイデア発想法と子どものハザード予測方法」

  1. (公社)大阪府工業協会の機関紙「商工振興」2020年10月号「子どもの思考や行動に基づく発想法の構築 ―その1 発想法とは何か―」
  2. (公社)大阪府工業協会の機関紙「商工振興」2020年11月号「子どもの思考や行動に基づく発想法の構築 ―その2 こどもOS発想法―」
  3. (一財)大阪能率協会の情報誌「産業能率」2020年11-12月号「こどもOS発想法 その1―」
  4. (一財)大阪能率協会の情報誌「産業能率」2021年1-2月号「こどもOS発想法 その2―」
商工振興10月号ダウンロード(PDF578KB) 商工振興11月号ダウンロード(PDF678KB) 産業能率11-12月号ダウンロード(PDF834KB) 産業能率1-2月号ダウンロード(PDF1.34MB)

「こどもOSランゲージを活用した子どものハザード予測手法の開発」が、HCD-Net AWARD 2020【優秀賞】を受賞しました!

キッズデザイン協議会「こどもOS研究会」のデザイン研究成果、「こどもOSランゲージを活用した子どものハザード予測手法の開発」が、人間中心設計推進機構が主催する、HCD-Net AWARD 2020【優秀賞】に選ばれました!
 
本メソッドは、子どもの遊び行為から抽出した22の行動言語「こどもOSランゲージ」を基に、子どものハザード(回避しづらい危険)を予測する方法で、あらゆる製品や環境(空間)を開発する過程での安全・安心の設計に寄与するものです。
 
HCD-Net AWARD 2020【優秀賞】
 
「HCD-Net AWARD 2020」は、特定非営利活動法人(NPO法人)人間中心設計推進機構(略称:HCD-Net)が、HCD/UXD 活動における共有価値の高いナレッジ・ノウハウを表彰する制度です。
 
ナレッジ・ノウハウは、HCD-Netのページに掲載されていますので、ぜひご覧ください。
 
こどもOSランゲージを活用した子どものハザード予測手法の開発