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11.キッズデザインシンポジウム2013 「こどもOSとデザインイノベーション」のご案内
キッズデザインシンポジウム2013 こどもの感性に学ぶ・デザイン創造「こどもOSとデザインイノベーション」 こどもOS研究会の研究成果、「プレイフル・デザイン・カード」を使ったデザイン発想法を、キッズデザイン協議会会員や関西のモノづくりに携わる企業の皆さまにご紹介するとともに、こどもの感性に学ぶ・デザイン創造について、各分野の専門家の方々との対話を深めながら、その意義について参加者の皆さまとともに考えます。ぜひ、ご参加ください。 【日 時】3月4日(月曜日)13:30−16:45(開場13:00) 【会 場】梅田スカイビル(〒531-6023 大阪市北区大淀中1-1)タワーイースト36階 スペース36R 【定 員】100名(定員に達し次第閉め切ります。) 【参加費】無 料(ただし、交流会参加費2,000円) 【主 催】キッズデザイン協議会こどもOS研究会 【後 援】:近畿経済産業局、大阪府 【内 容】  ・研究報告:こどもの感性に学ぶ!「こどもOSランゲージとプレイフル・デザイン・カードの活用について」              川本誓文 大阪府産業デザインセンター 主任研究員 ・講演1:「まもなく認証開始。キッズデザインガイドライン」             持丸正明 氏 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター センター長 ・講演2:「子どもと考えるデザイン」             大月ヒロ子 氏 有限会社イデア代表取締役 ミュージアムエデュケーションプランナー ・講演3:「初等教育に《でざいん》という授業を」   ムラタチアキ 氏 京都造形芸術大学プロダクトデザイン学科教授/ソーシャルデザインインスティチュート所長 株式会社ハーズ実験デザイン研究所 / METAPHYS 代表取締役 ・パネルディスカッション:「こどもOSとデザインイノベーション」 パネリスト:持丸 正明 氏 大月ヒロ子 氏 ムラタチアキ 氏 中村 孝之(積水ハウス株式会社/こどもOS研究会リーダー) モデレータ:川本 誓文 ◆開催概要(PDFデータ1.2MB) ◆申し込み方法など詳細は以下のサイトをご覧ください。 http://www.kidsdesign.jp/info/20130202_01.html
12.第6回きずなをむすぶワークショップ
みなさんこんにちは、PDS事務局の川本です。 澄んだ青空に風も心地よい9月。まちなかジーヴォ箕面粟生新家で19日の土曜日、「第6回きずなをむすぶワークショップ」が開かれました。 半年間、みんなときずなを深めたワークショップもいよいよ最終回。今回は「わ」がテーマ、「わ」は和であり環でもあります。最後はハウスメーカーらしく、大きなダンボールでおうちを作り、仲良くなったお隣さんどうしで街をつくります! 今回は名札の代わりに表札を書いてもらいました。野暮な前置きは不要、さっそくおうちづくりのスタートです! 実はこのダンボールのおうち、結構大人もはまります。お母さんも童心に返り、お父さんは目が真剣です。 専用のダンボールカッターで、ドアや窓を開ける時って、何でこんなに楽しいんでしょうね? カラー・ダンボールも用意しました。赤い屋根にしたり、青いドアにしたり。「ボク、ミドリのじゅうたんにしようかな?」 別室では「アバターづくり」。アバターとは“分身” カラフルなカーテンの生地で服を作ったり、ビーズで目や口を付けたり・・・。 アバターはこどもの自由な発想で、自分やパパ、双子の赤ちゃんになったりしてダンボールのおうちの住人になります。 ダンボールのおうちは内装にかかっている様子。窓にカーテンを引くとグッと家らしくなりますね。 窓の形も様々で、かわいい♡型や大仏のご開帳型も? 窓から覗く顔は、みんな笑顔です! みんなそろそろ完成です!思い思いのところに家を置いてガムテープで固定します。ドアを開けてお隣さんとご挨拶。 各家庭に糸電話も開通したようです。「もしもし、お母さん! 私の家いいでしょ?」 それぞれ自慢の家の特長を紹介してもらいました。「寝転がれてオバケもいるの」「赤い三角屋根が好き!」「天窓があって明るいの!」 街ができたところでa〜yuの坂元さんのピアニカ伴奏で「さんぽのうた」の合唱です。「あるこう♫あるこう♪わたしはげんき!・・・」 最後に待っていたサプライズ。それは、みんなから私と大和ハウスの高瀬さん、村岡さんへの色紙のプレゼント!!!たかちゃんの目に思わず涙が・・。 エンディングは、仲良くおうちの前で記念撮影。(ちなみに、こどもたちの作ったダンボールハウスはそれぞれのお家へお持ち帰り!完売しました(笑) 参加していただいた皆さん、地域ボランティアの柴崎さん、野崎さん、a〜yuの坂元さん、市民活動フォーラムみのおの有光さん、須貝さん、同志社女子大の多田さん、どうもありがとうございました。 皆さんとの絆を結ぶいい思い出ができました。またどこかでお会いしましょう! [tag:きずなをむすぶワープショップ ダンボールのおうち アバター 市民活動フォーラムみのお]
13.第2回キッズデザイン賞 表彰状が到着
キッズデザイン協議会から、第二回キッズデザイン賞、コミュニケーションデザイン部門入賞の表彰状が送られてきました。 ちょうどタイミングよく、同志社女子大学現代こども学科の上田先生(19年度プレイフル・デザイン・スタジオ検討会の座長)が打合せに来られていましたので、みんなで記念撮影をしました。 [tag:キッズデザイン賞]
14.Playful Design Studio@Osaka Prefectural Nakanoshima Library 24,Oct,2008
10月24日、大阪府立中之島図書館 文芸ホールにて、プレイフル・デザイン・スタジオ第2回ワークショップ 「大阪ことばからのイメージ創造」を行いました。 こどもに向けられた温かいまなざしの大阪ことば、「いちびり」「やんちゃ」「しっかりもん」「かいらし」からイメージする商品写真のテイストを、大阪ことばを使って分析していくという新しいスタイルのワークショップに、多数の熱心な方々にご参加いただきました。 歴史に培われた大阪ことばの魅力に気づかされるとともに、現代のデザイン発想にこそ、美しく優しい大阪ことばを取り入れて行くことの必要性を共有できたワークショップでした。 この場をお借りして、参加者およびスタッフの皆様にお礼申し上げます。「ありがとうございました。」   ( 画像をクリックすると実寸大表示できます。 ) 主  催 NPO法人キッズデザイン協議会 こどもOS研究会 共  催 大阪府立中之島図書館 こどもOS研究会リーダー 大阪府産業デザインセンター  川本 誓文 積水ハウス株式会社      中村 孝之 ワークショップ ファシリテーション 福井 栄一  上方文化評論家       川本 誓文  大阪府産業デザインセンター ドキュメンテーション・リフレクション  曽和 具之  神戸芸術工科大学 准教授  司  会 高瀬 愉理  大和ハウス株式会社 総合技術研究所 ドキュメンテーションスタッフ 本田 美美  神戸芸術工科大学  柴田あすか  神戸芸術工科大学  石川  泉  京都市立芸術大学  スタッフ 高瀬 愉理  大和ハウス工業株式会社 総合技術研究所  櫻井 香織  大和ハウス工業株式会社 総合技術研究所  寺島 正之  パナソニック電工株式会社 デザイン部   川添 博史  特定非営利活動法人 GIS総合研究所   上田  浩  特定非営利活動法人 GIS総合研究所   国司 輝夫  特定非営利活動法人 GIS総合研究所   中村 孝之  積水ハウス株式会社 ハートフル生活研究所 河崎由美子  積水ハウス株式会社 ハートフル生活研究所 谷合美哉子  大阪府商工労働部ものづくり支援課デザイン振興G 杉本  清  大阪府産業デザインセンター 川本 誓文  大阪府産業デザインセンター ...
15.キッズデザイン協議会こどもOS研究会がLIVING&DESIGNに出展!
大阪府産業デザインセンターは、「LIVING&DESIGNこれからの住空間要素展」に特定非営利活動法人キッズデザイン協議会の「こどもOS研究会」メンバーとして参加します。 「こどもOS研究会」は、こどもの振舞い調査研究から、こどもOS(こどもの行動・思考・感性などの傾向)を読み解き、安全・安心のものづくりや、クリエイティブデザイン人材の育成を目指して活動しています。 来場者には、名刺と引き換えに、こどもOS研究会の活動がわかる「こどもOSランゲージ」小冊子(写真)を進呈します。 ぜひ、キッズデザイン協議会のブースにお立ち寄りいただきますよう、お願いします。 OIDC 川本 ------------------------------- 国際見本市会場・インテックス大阪1号館 小間番号702 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会 「こどもOS研究会」 2009/9/16(水)-9/18(金) http://www.fair.or.jp/living/
16.プレイフル・シンキング 仕事を楽しくする思考法
著 者: 上田信行(ネオミュージアム館長) ISBN:978-4-88335-220-3 発行所:宣伝会議 発行日:2009年07月05日 プレイフル・シンキング 仕事を楽しくする思考法 プレイフルとは、物事に対してワクワクドキドキする心の状態のことをいう。どんな状況であっても、自分とその場にいる人やモノを最大限に活かして、新しい意味を創り出そうとする姿勢とでも言ったらいいだろうか。 このネーミングはあるプロジェクトで僕たちがつけたものだ。「How can I do it ?(どうやったら実現できるだろう)」と考える人が、新しい仕事に対して「こうやれば実現できるかも」「あの人の助けを借りればうまくいくかも」とワクワクしながら戦略を練るときの気持ちは、まさにプレイフルな状態だといえる。(P16)     プレイフル・デザイン・スタジオの生みの親、上田先生の本「プレイフル・シンキング 仕事を楽しくする思考法」が出ました! こどものための学び環境の本と思いきや、仕事を楽しくしてしまおう!という、ビジネスマンを対象にしたスキルアップとも言うべき意識改革の本です。 遡ること2007年の春、大阪府は「こどもOS研究会」の前身とも言うべき「大阪キッズデザイン検討会」の座長として、同志社女子大学の上田先生を招き入れました。 “キッズデザイン”をキーコンセプトに、デザイン人材育成カリキュラムやモノづくり発想法を生み出し、企業を支援したいと漠然と思っていたのですが、どこから始めていいのか・・・とっかかりさえつかめません。 そんな矢先、上田先生は「会議をプレイフルにやりましょう!」と言い出したのです。 A3版の巨大な会議資料を用意し、会議室の床に車座に座り、ロールの模造紙を広げ、ポストイットを貼付け、お菓子をつまみながらジョークを飛ばす。 そして会議?は逐一ビデオに録画され、ドキュメンテーション(省察)されたのです。 世の中にこんな会議があっていいのか???カルチャーショックでした・・・。 しかし、普通の会議を想定していた初対面の人たちは急速に打ち解けていき、まるで十年来の友人であったかのように会話が弾みました。 そして、いいアイデアが次から次へと浮かんできました(まさに上田マジック!)。 今から思えば、私たちはこの本に書かれていることを全て実践してきたのです。そして「プレイフル・デザイン・スタジオ」と「こどもOS研究会」が生まれました。 遊びを通じてこどもから学ぶ安全・安心、空想力、創造力・・・デザイン発想。こんなに楽しい仕事のアプローチの仕方があるなんて不思議ですが、 モノを生み出す職業の人々は、何をおいてもプレイフルに、まずは自分が楽しんでみること。そうすればおのずと仲間ができあがる。上田先生の教えです。     [tag:こどもOS プレイフル・シンキング 上田信行]
17.「プレイフル・デザイン・カード」を使ったデザイン発想ワークショップ
キッズデザイン協議会「こどもOS研究会」は、「こどもOSランゲージ(改訂版)」冊子とアイデア/デザイン発想ツール「プレイフル・デザイン・カード」 の発行を記念して去る3月13日(木)、“こどもOS”をモノづくりに活かす!「プレイフル・デザイン・カード」を使ったデザイン発想ワークショップを 武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ と特定非営利活動法人キッズデザイン協議会の主催により執り行いました。   デザインのアイデアは知識や経験に基づく創造が大切ですが、既成概念にとらわれがちです。 子どもの頃を思い出すと、もっと自由で、もっと直感的な発想をしていませんでしたか? 子どもが本能的に持っている自由な行動や感性を捉え、それを22のランゲージにしたのが「こどもOS」。 このカードを使ってデザイン思考を拡げよう! 思いがけないデザインが生まれるかも!? 【日 時】 3月13日(木)14:00~17:00 (受付開始13:30) 【会 場】 武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ(東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー5階) 【主 催】 武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ / 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会 【講 師】 大阪府産業デザインセンター 主任研究員 川本誓文 (キッズデザイン協議会 こどもOS研究会リーダー) グループワーク・サポート:こどもOS研究会メンバー 【対 象】 キッズデザイン協議会会員企業のデザイナー、開発担当者、およびデザインを学ぶ学生 【募集人数】 25名 (学生10名、キッズデザイン協議会会員15名) 【参加費】 無料 「プレイフル・デザイン・カード」の特長 ・誰もがこどもの頃に経験した遊びや楽しみを発想の“触媒”に! ・ファンタジーの二項式や異化作用を応用した情緒的な発想手法 ・こどもの行動特性(アフォーダンス理論)から予測するハザードチェック ・こども目線・こどもゴコロによるプレイフルなグループワーク  ( 画像をクリックすると実寸大表示できます。 ) 当日参加された方々のアンケート結果は以下のとおりです。 回収数:21 受講感想: よかった:21 仕事に活かせるか: すぐに役立つ:8 将来役立つ:12(うち学生9) その他:1 内容・進め方: よかった:19 ふつう:2 演習時間: 適当:9 長い:1 短い:11 自由記述: ・必ずしも子ども目線になる必要はなく、いかに生かすか・・ということに可能性を感じました。 ワークショップで学生以外の方と触れ合う機会は中々ありません。貴重な体験でありました。 ・大変いい内容でしたが、時間的にやや無理があったか? ・今日初めて会った人とブレストができたことはすごく面白かったです。 また、社会人の発表の仕方を聞けたりしてためになりました。 ハザードのステップ5までやりたかったです。 もう少し長い時間をとってもらって別パターンでもう一度受講したい。 ・職場のメンバーで共有します。 ・もっと「子ども」を軸に考えるのかと思っていましたが、それに限らず自由な発想を生み出す手法ということで新鮮に聞かせていただきました。 ...
18.第5回きずなをむすぶワークショップ
みなさんこんにちは、PDS事務局の川本です。 ようやく夏らしい日差しが照りつけるようになった8月、まちなかジーヴォ箕面粟生新家で8日の土曜日、「第5回きずなをむすぶワークショップ」が開かれました。 今回のテーマは夏らしく「みずあそび」。アイスクリームを作って食べたり、工作材料のプラバンや笹の葉で船を作ってプールに浮かべました。 きみちゃん、しばちゃん、まっちゃんはアイスクリームの仕込みに余念がありません。     名札づくりと挨拶も恒例になり、塗り絵にもひと工夫が見られます。今月の名札は“かき氷”     さっそく、みんながお待ちかねのアイスクリームづくりです。まずはアイスクリームがなぜできるのか?実験で〜す。 まず水の温度を測ってみましょう。「27℃」。それでは氷は?「0℃!」。じゃあ氷に、たかちゃんの持っている魔法の白い粒(塩です、念のため)を入れたらどうなる?「-1.9℃!、うわぁ、温度が下がった!」。この原理を使ってアイスクリームを作りましょう。     大きなジップ袋に氷と塩、その中の小さなジップ袋に牛乳、卵黄、砂糖を入れ、保冷袋に入れて後はひたすら振るだけです。 ここでa〜yuの坂元さん登場!曲はもちろん「アイスクリームのうた」です。「おとぎ話の王子でも 昔はとても食べられない アイスクリーム♪アイスクリーム♬ シャカシャカ シャカシャカ「できたー!」2回歌ってようやく完成です。     みんなで試食です。「あま〜い♡」「冷た〜い*」「お母さんもどう?」     汗も引いたところで、2階に上がって舟づくりです。今日の工作は「しょうのう舟」と「笹舟」「葦舟」づくり。 しょうのう舟は、プラバンとスチレンボード、ストローなどの身近な材料で作れます。     しょうのうとは「樟脳」と書いてクスノキの成分でできた防虫剤です。楠の葉をつぶしてみると、ミントのような香りがします。 しょうのうは、もちろん毒物ですからこどもたちが食べたり舐めたりしないように。取り扱いには注意し、換気した風通しのいい部屋か屋外で遊ぶようにしましょう。     ビニールプールにトユを渡して即席の笹舟流しです。ちょっと風情はありませんが・・・。葦舟は帆掛け船のように風で進みます。 昔懐かしいおもちゃの「ポンポン船」も登場。ロウソクで温められたパイプの中の水が押し出される力で進みます。     しょうのう舟の原理は、舟の前後の表面張力の差です。しょうのうが溶けることで、洗面器の中でミズスマシのようにスイ、スイーと進みます。    最後はビニールプールの中で記念撮影をしました。  参加していただいた皆さん、地域ボランティアの柴崎さん、野崎さん、松尾さん、a〜yuの坂元さん、同志社女子大の多田さん、どうもありがとうございました。 来月も報告します。お楽しみに! [tag:きずなをむすぶワープショップ みずあそび しょうのう舟 笹舟 アイスクリーム 市民活動フォーラムみのお]
19.子どもとあそび―環境建築家の眼―
著 者: 仙田 満 ISBN: 4-00-430253-6 発行所: 岩波新書 発行日:1992年11月20日  I あそびの原風景 スポーツクラブ よりの抜粋 野球クラブやサッカークラブに入って年長の子どもたちやリーダーと交流することは、子どもたちにとって良いことである。スポーツを楽しむことは子どもにとって大事なことだ。スポーツを否定するつもりはない。しかし小学生の子どもにとって、ルールを自分たちでつくるあそびの方が重要に思える。私は体育やスポーツの苦手な子どもだったが、あそぶのは好きだった。多くの場合、自分勝手にルールをつくってしまったのだ。 もちろん、私が子どものころから柔道や剣道などのスポーツのおけいこどとはあった。しかし、少なくともボールのスポーツはあそびだった。自由な服装で、ルールを自分たちでつくってあそんだ。ルールをつくることがポイントだった。 いま子どもたちが入っているクラブとしてのスポーツでは、ルールはすでにある。自分勝手につくってはならない。与えられるものであって、決して自由ではない。(P38)   プレイフル・デザイン・スタジオ第1回ワークショップでは、こども目線・こどもゴコロで捉えた写真から、こどもの感性や思考・行動を表すキーワードを読み解くというグループ演習を行ったのですが、そこで参加者自らが最も評価したことばとして「Mineるーる」がありました。 これは歩道の敷石、間隔のある道路の縁石、モニュメントなどから、色や形の差をこども自身が自然と読み取り、白と黒、凹と凸、セーフとアウト、ONとOFFなどの自分だけのルールに変換して、同じ色の部分を歩いてみたりピョンピョンと飛んで行ったりして、遊びにしてしまうという行動を捉えて的確に表現したことばです。 仙田氏の著書「子どもとあそび」の中にも、表現は違いますが、こどもたちがつくるあそびのルールの重要性について言及した箇所があります。 「Mineるーる」がこどもOSを構成することばの1つであることが立証できたような 気がします。   [tag:あそびのルール こどもOS]  
20.プレイフル・デザイン・スタジオ第4回ワークショップ「ぼくらの町のお散歩会!vol.1」
事後報告になりますが6月6日、東住吉区内の小学校でプレイフル・デザイン・スタジオ第4回ワークショップ 「ぼくらの町のお散歩会!」を行いました。 このワークショップは、小学校中学年のこどもたちとのお散歩会を通じて、こどもたちに特有の振舞いやこどもの価値観などを捉え、こどもOS研究に役立てようとする調査研究活動の第1弾です。 このように言うと、まるでこどもたちが一方的に研究の被験者のように感じますが実際にはそのようなことはなく、こどもたちが提案した楽しい場所を自らがレポーターになってビデオ取材を行い、撮ってきた映像をパソコンで編集するという、普段の授業や日常生活ではなかなか得られないような貴重な体験ができる、「遊び=学び」につながるような楽しいワークショップです。 参加してくれたこどもたちからは、 「みんなといっしょに遊べてよかった」 、 「カメラで写したり、リポーターをしたのが楽しかった」 、 「パソコンを使って文字を入れたり、操作するのが楽しかった」 などの好意的な感想をいただきました。 こどもOS研究会では本年度、小学校でのワークショップを計3回実施し、こどもOSの調査研究結果を水都大阪2009水辺の文化座アートプログラムにて体験型のワークショップとして報告する予定です(8月26日、27日、28日)。ぜひご来場いただきますようお願いします。 なお、今回のワークショップ実施に当たり、積極的にご協力いただきました子ども会役員の皆様、ボランティア学生の皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。 ( 画像をクリックすると実寸大表示できます。 ) 主  催 NPO法人キッズデザイン協議会 こどもOS研究会 共  催 連合子ども会 こどもOS研究会リーダー 大阪府産業デザインセンター  川本 誓文 積水ハウス株式会社      中村 孝之 ワークショップ・ ファシリテーション 山崎 亮  Studio L 代表 ワークショップ ・サブファシリテーション  高瀬 愉理  大和ハウス工業株式会社 総合技術研究所  ドキュメンテーション・リフレクション  曽和 具之  神戸芸術工科大学 准教授  ドキュメンテーションスタッフ 柴田あすか  神戸芸術工科大学  佐藤 久恵  神戸芸術工科大学  籾井 雄太  神戸芸術工科大学  門脇万莉奈  神戸芸術工科大学  川角 太一  神戸芸術工科大学  福田 真奈  神戸芸術工科大学  大西 宏明  神戸芸術工科大学  キーワード記録 多田 静香  同志社女子大学   大園麻里菜  同志社女子大学   林 亜津紗  同志社女子大学   石岡 良子  大阪大学大学院   こどもOS研究会 高瀬 愉理  大和ハウス工業株式会社 ...