皆さんこんにちは! こどもOS研究会のリーダー、大阪府産業デザインセンターの川本です。

去る8月24日(火)、キッズデザイン協議会主催(運営:特定非営利活動法人Deep People)の「キッズデザインアカデミーアイデアソン」がオンラインで開催され、こどもOS発想法を使ったワークショップを行いました。

キッズデザインアカデミーアイデアソン

昨年に引き続き、今回も熱心な大学生や大学院生たち20名に参加していただき、「未来のくらし」や「未来のあそび」というテーマでグループ発想を行いました。
zoomやmiroを使ったオンラインワークショップは昨年経験済みですので、私も少しリラックスしてWSに臨むことができました。

キッズデザインアカデミーアイデアソン

今回は、「こどもOS」とは何か?を理解していただくことをテーマに、誰もが持っている子ども時代の記憶から共通の価値観や信念を利用して発想につなげる方法を最初に説明して、組み立てて行きました。

ワークショップはわずか3時間でしたが、各グループがこどもOSを使った連想発想法にスムーズに入っていけたと思います。

子どものハザード予測手法

ワークショップの終了後に、こどもOSのもう一つの特徴である、子どものハザード予測手法についても解説しました。


アンケート結果:参加者20名

受講して「よかった:85%」、 「ふつう:15%」
こどもOSは「すぐに役立つ:45%」、「将来役立つ:55%」
ワークショップの時間は「適当:70%」、「短い:30%」

・こんなに考えたことがなかったので、最初はどのようにしたらいいのかが分からなかったです。しかし、アイデアをたくさん出していくうちに面白そうなアイデアが出てきて楽しかったです。

・子どもの目線になって物事を考えていくのが面白かったです。

・カードから話を広げる方法が楽しく難しかったです。

・とても為になりました。子供についての理解の難しさを知ることができました。

・子どもの心理とそれに対する危険が表裏一体になっているこどもOSランゲージカードはとても良いなと持った。新しい学びの連続で楽しかった。また、友達に子どもがいる子がいるのでこどもOSは役に立つなと思った。

・子どもの視点に立った発想をするのはとても楽しかったし、自分も経験があることを含めたアイデア発想は非常に楽しかった。子どもの視点に立つことで考えられたり、理解できることが多かったので充実させることが出来た。

・ハザードチェックなどの安全性を担保する段階は視点として持っていると実現可能に近づくのではないかと思いました。

・グループで意見を出し合う時間が短いと感じました。

キッズデザインアカデミーアイデアソン


いつも思うことですが、こどもOS発想法を体験された方から、「楽しい」「面白い」「役に立つ」という率直な感想をいただくと、私もこの発想法に対して、さらに自信を深めていくことができます。

皆さん、ありがとうございました!

キッズデザインSDGsアイデアソンの開催報告はこちら

https://kidsdesign.jp/report/20210901-2

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